屋根から雨漏り発生!よくある原因と屋根修理費用の目安

家の中で雨漏りが発生したら大変。特に屋根からの雨漏りになると、屋根のどの部分に原因があるのかを見つけるのも大変ですし、修理にどれくらいかかるのか…と頭を悩ませてしまいます。もしもの時のために、屋根の雨漏りの原因や、修理費用の目安などを知っておきましょう。

◆瓦屋根で雨漏りする原因とは

一般的に瓦屋根は雨漏りしづらく、日本瓦は50年以上、セメント瓦は30年ほどもつと言われ、耐久性に優れています。しかし、雨漏りの原因はさまざまあり、下地や接続部分の不良なども考えられます。

●瓦のズレ
1枚1枚が独立している瓦は、強風や地震、経年劣化などの理由で、ズレてしまうことがあります。台風などで飛来物によって割れ、屋根に上がったときに割れてしまうことも。瓦がずれたり割れたりしているとそこから雨が侵入します。その下の防水シートに問題なければ、排水することが可能ですが、直接防水シートに雨水が当たるようになると、傷みが早くなり雨漏りの原因につながります。

●谷板金の腐食
屋根と屋根をつなげる部分を谷と呼び、雨水が2面から流れ込むため雨水がたまりやすく、板金も傷みやすくなるため雨漏りの原因となります。施工が難しい場所でもあるため、施工不良によって雨漏りにつながるケースもあります。

●漆喰の崩れ
瓦屋根の頂上部である棟瓦(むねがわら)の施工で使われているのが漆喰で、瓦と瓦の隙間を埋め雨水の侵入を防いでいます。しかし台風や雨水、地震などの影響で劣化が進み、漆喰がはがれて雨水の侵入につながることがあります。

◆スレート屋根で雨漏りする原因とは

スレート屋根も雨漏りしにくいものですが、瓦と同様に経年劣化によって雨漏りする場合があります。10~15年ごとにメンテナンスすることが推奨されています。

●縁切りを行わなかったことによる雨漏り
スレート屋根をメンテナンスによって塗装すると、スレートの重なった部分に塗料が入り込み、ふさがった状態に。ふさがったままでは雨水がたまり、雨漏りの原因になってしまいます。ふさがらないようスレートの重なり部分の塗膜を切る作業を「縁切り」と言います。縁切りをしない塗装は、逆にスレート屋根の寿命を縮めることにつながってしまいます。

●ケラバからの雨漏り
ケラバとは切妻屋根や片流れ屋根の端の部分のことで、雨どいがない部分。
雨水が入り込まないよう、ケラバ水切りと言われる専用の板金が取り付けられています。しかし経年によって水きり部分にゴミがたまり、雨水が排水されなくなって、雨漏りにつながってしまいます。

◆差し掛け屋根の場合は要注意

差し掛け屋根とは、1階部が2階部より広い家で、2階部の外壁に接して設けられた片流れ屋根のこと。1階と2階の面積が同じ場合、屋根は最上階に設置されますが、1階の面積の方が大きい場合、1階部分にも屋根が設置されます。その1階部分の屋根を「差し掛け屋根」と呼びます。

差し掛け屋根は外壁と接しているため、部材が異なるものを合わせたつなぎ目が発生します。さらに2階の壁に打ち付けられた雨はそのつなぎ目部分に集まってくるため、劣化が起こりやすく、雨水が侵入するリスクが高まります。

◆初めての屋根修理…過去の実績などを参考に業者選定を

高い場所での作業になるため、ご自身で修理するのは危険です。専門の業者に相談するようにしましょう。また業者を選ぶときは、ウェブサイトや口コミサイトで、過去の実績や顧客の評判を確認しておくことも大切です。

●瓦屋根の修理で注意するポイント
瓦屋根は構造が複雑なため、瓦屋根に熟知した業者に依頼すると安心です。状態によっては一部の瓦の交換やコーキング処理といった、簡単な修理で費用も抑えることもできます。

ただし、表面の傷みだけでなく、下地材にまで広く傷みが広がっている場合は、葺き替えをせざるを得ないことも。瓦屋根への葺き替えは、瓦を再利用できる場合もあり、費用を押さえることができます。また瓦屋根から、より軽量なスレート屋根などに葺き替えることで、耐震性を高められる場合もあります。スレート屋根にも和風なデザインのものもあるため、和の雰囲気を損なうことなく屋根の修理をすることも可能です。

いずれにせよ、できるだけ瓦屋根のことを熟知した、施工経験の多い業者に相談するようにしましょう。

●スレート屋根の修理で注意するポイント
スレート屋根の修理では「縁切り」を行うことがとても大切になります。しかし縁切りは非常に手間がかかる作業のため、しない業者も少なくないのです。

スレート屋根の塗装をすることになった場合、縁切りをしっかりと行ってくれるかどうか確認しましょう。見積もり書に縁切りの費用がなければ、追加して見積もりを依頼するか、別の業者に相談することをおすすめします。

◆屋根修理費用は、雨漏りの原因や範囲によって大きく違う

雨漏り修理は、雨漏りの原因や範囲によって費用が大きく変わります。相見積もりをとったときは、金額の比較だけでなく、工事の内容・範囲・仕様もしっかりと確認するとよいでしょう。

●瓦屋根の場合
部分修理:3~50万円
漆喰補修:20~40万円
葺き替え:120万円~
※屋根の形状、大きさによって変わります

●スレート屋根の場合
部分修理:3~40万円
葺き替え:100万円~
※屋根の形状、大きさによって変わります

◆屋根の種類によって修理費用も異なる

雨漏りが発生した際のよくある原因と、修理費用の目安をご紹介しました。屋根材の種類によって原因も違いますし、修理費用も変わります。雨漏りが発生した場合は信頼の置ける屋根修理業者へ依頼するようにしましょう。

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